1 :ミットモナイト▲φ ★:2010/05/14(金) 17:16:25 ID:???0
さっぱり盛り上がらない南アW杯 特需を見込んだ企業のトホホ…
ツアー客は見込みの半分
サッカーW杯南アフリカ大会(6月11日開幕)まで1カ月を切った。10日には、登録23選手が
決まっていて、W杯に向けてさあこれから盛り上がるゾと思っていたら、いまひとつノリが悪い。
98年フランス大会、02年日韓大会、06年ドイツ大会の開催前に書き立てられた「W杯商戦」とか
「特需」などという話がトンと出てこない。世間の“熱"が感じられないのである。
こうしたムードが伝染しているのか、公式スポンサーを含めたW杯関連企業の動きもおとなしい。
スポーツメーカーのミズノは、本田圭佑(CSKAモスクワ)や岡崎慎司(清水)ら代表選手4人と
契約しているが、同社関係者は「スパイクやアパレルなどの販促計画はこれから」というし、
アシックス関係者も「当初からW杯戦略はとくに立てていませんでした」と話す。
意気が上がらないのは、南ア観戦ツアーを企画する旅行会社もそうだ。ツアーで
1300人を見込んでいるJTBは2月からチケットを販売しているが、GWが明けた時点で半分の
約650人分しか売れていない。「南アが日本から遠いことに加えて、50万円というツアー料金の
高さが影響しているのかもしれません」(JTB関係者)とトーンが下がる。サポーターの反応は
期待したほどではないようなのだ。エイチ・アイ・エスのように観戦ツアーを組まない代理店もある。
元気なのは、「サッカーは3Dに最も適している」と、大型薄型テレビやレコーダーを売り込む
家電メーカーくらいだ。
サッカーファンを自任するSMBCフレンド証券の中西文行氏がこう指摘する。
「マスコミ報道に原因があるでしょうね。冬季五輪では、何カ月も前から浅田真央選手らを
繰り返し取り上げていたし、石川遼にも大騒ぎ。それなのにW杯は申し訳程度にしか触れない。
これでは、国民の関心がW杯へ向かないのは当たり前です」
2010年5月13日発行の日刊ゲンダイより
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