1 :ミットモナイト▲φ ★:2010/05/13(木) 17:07:10 ID:???0
参院選・恥も外聞もなき乱戦に突入…だが、谷亮子擁立の民主が圧勝!
さすが剛腕小沢一郎の参院選戦略戦術は常人の思考・実行を超えていると驚嘆する声
●自民にとって二重のショック
柔道女子の五輪金メダリスト、谷亮子(34)がきのう(10日)、小沢幹事長とともに
民主党本部で出馬宣言。一本取られた形の自民党は大揺れだ。これまでスポーツ選手、
とりわけオリンピック選手は自民党から出馬するのが“お約束"だった。実際、自民党は
国民的人気が高い谷の擁立を過去に画策したこともある。しかも、自民党にとって
大打撃なのは、谷がトヨタ自動車の所属だったことだ。
トヨタの奥田碩元会長や張富士夫会長が、自民党の政策決定に大きな影響力を
持った経済諮問会議のメンバーを務めるなど、トヨタと自民党の蜜月関係は、
小泉政権時代から一気に深まった。05年の郵政選挙では、トヨタ経営陣が
自民党支持を公言。当時の日本経団連副会長だった張氏が鉢巻き姿で集会に
駆けつけるなど、社を挙げて自民党候補の選挙応援に力を注いだものだ。
「3月31日付で退社したとはいえ、谷選手はトヨタの看板でした。それなのに民主党から
出るなんて、ショッキング。現社長の章男氏が政治と距離を置きたがっているという話も聞くし、
トヨタがわが党とたもとを分かつというメッセージのように感じてしまいます」(自民党関係者)
民主党はこの日、「飛んでイスタンブール」のヒット曲で知られる歌手の庄野真代(55)の擁立も
決めた。これで参院選の公認候補は選挙区58人、比例代表44人の計102人。小沢幹事長は、
「最終戦と位置づける参院選で、何としても過半数を目指して頑張らなくてはならない」と、
あらためて決意を語った。
●反転攻勢で一気に勝負アリとなるか
谷が参院選の目玉候補であることは疑いようもないが、果たしてどのくらい
票の上積みが期待できるのか。
「今回はタレント候補が多いので票が分散する可能性はありますが、谷氏の
ネームバリューはダントツ。個人で相当の票を集めるでしょう」(政治評論家・有馬晴海氏)
トップ当選もあり得るという見立てだ。
「これは大ヒットですよ」と、政治評論家の小林吉弥氏もこう言う。
「おそらく小沢幹事長は、タレント候補自体は好きではないと思う。それでも谷氏を擁立するところが、
彼のスゴさです。さすがに目の付けどころがいい。谷氏は嫌みがないし、母として選手として、
小さな体で頑張っているイメージが強い。民主党の最大の弱点である女性票を取り込めます。
まさに起死回生、選挙情勢がガラリと変わるくらいのインパクトですね。選挙戦が始まれば、
メディアはこぞって彼女を追いかける。トヨタに代表される財界との溝が深まった印象の
自民党にとっては、二重にも三重にもダメージになります。谷氏の得意技である
背負い投げよろしく、反転攻勢で一気に勝負アリとなるかもしれません」
支持率低下で過半数割れも囁かれ始めた民主党にとって、谷は勝利の女神になれるのか。
2010年5月11日発行の日刊ゲンダイより
この記事を全部読む