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◆HDK/S/42EA @裸一貫で墜落φ ★:2010/05/07(金) 14:44:20 ID:???0
「正直、さっぱり」。JTB九州(福岡市)の担当者は、あきらめ口調で観戦ツアーの予約状況を語った。
日本代表が初の本戦出場を決めた1998年のフランス大会以降、W杯観戦ツアーといえば
旅行代理店にとっては夏季五輪以上に計算できる人気商品。それが、なぜ今回は低調なのか。
一つには、ツアー料金が過去と比べ割高なことが挙げられる。西鉄旅行(同)では、
1次リーグの日本代表の試合を1-3試合観戦できるツアーを企画したが、料金は安くて30万円台後半、
高いプランは50万円を超す。4年前のドイツ大会の1・5倍相当だ。「首都圏の富裕層には好評だが、
不況の折、地方からの申し込みはごく少数」と同社の担当者。
さらに、日本からの直行便がなく、ツアー参加には最低でも5日間程度要することから、
まとまった休みを取りづらい会社員たちには手が届きにくいのが実情といえる。
南アの治安問題も影を落とす。外務省は「武装強盗に遭う可能性がある」とし、
クレジットカードの扱いにも「カードの磁気データを盗み取るスキミング被害が起きている」と注意を呼び掛けている。
今大会、日本が1次リーグで対戦するオランダ、カメルーン、デンマークはいずれも
日本よりランキング上位。さらに、日本は直近の親善試合でセルビアに0‐3で完敗するなど、
今年に入り精彩を欠く内容が目立つ。
日本代表の不振は、関連グッズの売り上げにも影を落とす。
運動用品店の「スポーツオーソリティ福岡キャナルシティ店」(福岡市)は、日本代表の
レプリカユニホームをはじめ、タオルやキーホルダーなどをそろえたW杯コーナーを開設したが、
「人気はいまひとつ。代表の実績がものを言う商売だから」と同店。
=2010/05/07付 西日本新聞朝刊=
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/170015
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