1 :
恋しちゃってるBOYφ ★:2010/09/03(金) 16:46:38 ID:???0
夏の高校野球は、興南高校の「春夏連覇」で幕を閉じた。沖縄県勢が夏の甲子園を制するのは初めて。
しかも、ベスト8にはそれまで「常連」だった近畿、四国勢は一校のみ。ここ数年、似たような現象が続いて
いる。もはや実力の地域格差はなくなったよう。
さて、そんな高校球児たちの熱戦を見ていて、最近こんな声をよく耳にする。
「勝っても大喜びしないし、負けて号泣する選手も少なくなった」
ある高校野球関係者はその理由をこう語る。
「それも地域格差がなくなったことと関係していると思います。つまり、野球留学が浸透したおかげで、
北海道や東北などの私立高校に層の厚い近畿圏から大勢の球児たちが流入するようになった。
彼らは学校の知名度を上げるためにやって来たエリートです。甲子園は自分のキャリアアップの
ために出場するのであって、県や地域を代表している意識がない。以前のように、地元の期待を
一身に背負う悲壮感がないので、ひとつ勝ったぐらいで喜ばないし、負けても自分たちが満足
できればそれでいいわけです」
打たれても爽やかな表情を絶やさず、大量リードされてもにこやかにプレーする。そんなクールな
高校生が増えた背景には、「おらが町」を背負うこともない留学チームが増えた事情があったのだ。
留学のおかげで全国的に野球のレベルがアップするのは結構だが、そのおかげで感動的なシーンが
少なくなったと嘆いているのは、坊主頭の球児たちを懐かしむオールドファンだけか。 (佐野之彦)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20100902-00000002-sbunshun-spo
この記事を全部読む