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破産王φ ★ :2011/11/13(日) 16:54:31.34 ID:???0
横浜DeNAベイスターズの監督人事に注目が集まっている。そこで浮上した、元巨人・桑田真澄氏。
ノンフィクションライターの神田憲行氏によれば、視野の広さというのが最近の監督トレンドで
あり、桑田氏はそれを「持っている」という。以下は、神田氏の解説である。
理論家で、現役引退後も早稲田大学大学院で一年間学んだほどの勉強家。楽天イーグルスの監督
時代に桑田氏と会談した野村克也氏も、桑田氏について、「遊ばしておく、もったいないな」と
語っていた。当時の桑田氏は再びユニフォームを着る可能について、「いくつかのチームからお話
はいただいたんですが、まだ勉強不足なので…」と説明して、野村氏から「あんたが勉強不足なら、
みんなも勉強不足や」と笑われていたが。
桑田氏が面白いと思うのは、巨人からいったん離れて、二年間米メジャーのパイレーツでプレーして
いること。外の水を飲んでいる視野の広さがある。今季のセパのクライマックス・シリーズに進んだ
六球団のうち、ソフトバンク・秋山監督、西武・渡辺監督、ヤクルト・小川監督に共通するのは二軍
監督の経験がある、ということ。日本ハム・梨田監督も近鉄時代に二軍監督から一軍監督に昇任し、
リーグ優勝に導いている。二軍監督をすると、埋もれている選手の発掘や若い選手の育成にも目が届く
ようになる。
かつて監督はスター選手が横滑りで就任することが多かった。メディアでも取り上げられるし、
集客効果もあると考えられたからだ。しかしクライマックス・シリーズという制度が始まり、監督
個人の人気に頼らなくても良くなった。シーズンで二位以内に入れば本拠地で試合ができて、十分な
集客が期待できる。人気より実力派監督が歓迎されるという本来の監督評価につながったともいえる。
二軍監督の経験が無くても、中日・落合監督はキャンプで一・二軍の壁を払って「先入観」を払拭する
ことにつとめ、大きな結果を残した。桑田氏にはぜひ挑戦して欲しい。
http://www.news-postseven.com/archives/20111113_70208.html
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