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ね( ゚Д゚)こφ ★ :2011/05/22(日) 15:34:40.07 ID:???0
「めちゃ急で、びっくりした…」
長門さんの自宅前で報道陣に対応した津川は、まだキツネにつままれているような表情だった。
「70歳を過ぎてグダグダ生きているより、華々しく死ぬ方がいい。ぼくはそう思っている。
(兄も)華々しく死んでくれた」と話しながらも、「でも死んだとは思えないんだよな。
踏ん切りが付かない」と張り裂けそうな胸の内も明かした。
沢村国太郎、マキノ智子の俳優夫婦の間に生まれた6歳違いの兄弟。長門さんは6歳のとき
「沢村アキヲ」の芸名で映画「続清水港」(40年)に出演。名子役と評判を呼んだ。
兄の背中を追うように津川も5歳で映画デビュー。共に日活に在籍したときは自分の人気が先行し、
兄の影が薄くなるという現象も起きた。
そんなことから、兄弟と言うよりは“ライバル俳優”の関係が長く続いた。「好敵手で、
いつも目の上のたんこぶとして君臨していた」と振り返った。2人に“雪解け”が訪れたのは、
津川が「寝ずの番」で映画監督に初挑戦した06年ごろから。「物凄く喜んでくれて…ようやく
寄り添える関係になりました」とじっと目を閉じた。
長門さんは「寝ずの番」をはじめ、「次郎長三国志」(08年)、「旭山動物園物語」(09年)と
監督作に出演してくれた。「70年間で、最近がもっとも仲が良かったのに…」と、撮影現場を
思い出すような表情を見せた。
報道陣から「これから寂しくなりますね」と言葉を掛けられると、大粒の涙を流した。
津川は、あごから涙が垂れるのもお構いなしに、兄との思い出を語り続けた。
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2011/05/22/kiji/K20110522000869880.html
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