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◆GinGaOoo.. @銀河φ ★ :2011/04/12(火) 19:32:27.80 ID:???0
あのベストセラーがついに! 2011年本屋大賞速報
「2011年本屋大賞」の投票結果が発表された。
第8回の大賞受賞作は、昨年からベストセラー街道を突っ走る、
東川篤哉の連作ミステリ『謎解きはディナーのあとで』(小学館)。
本屋大賞ノミネート時点で累計刷り部数が50万部近くに達していた人気作だが、
その後も増刷に継ぐ増刷。今回の受賞でミリオン突破となった。
小説の中身は、本屋大賞受賞作史上初の本格ミステリ。ヒロイン(というかワトスン役)は、
財閥令嬢にして警視庁国立署捜査一課に所属する刑事、宝生麗子。
その運転手兼執事を勤める影山がホームズ役(安楽椅子探偵)をつとめる。
現場での捜査を終えたお嬢様が、影山の運転するリムジンで屋敷に帰り、
ディナーのあとで(あるいはリムジンの中で)事件のあらましを影山に報告。
毒舌の影山が、「失礼ながら、お嬢様の目は節穴でございますか?」などと主人を罵倒しつつ、
名推理を披露する----というのがお決まりのパターン。
全6話の連作形式を採用したユーモア・ミステリで、主役コンビはもちろん、
麗子の上司にあたる風祭モータース(中堅自動車メーカー)の御曹司・風祭警部など、
レギュラーの登場人物がマンガ的に誇張され、その掛け合い漫才をキャラクター小説的に楽しめるのが特徴。
犯人当ての難度は意図的にかなり下げてあるので、さほどミステリ通でなくても真相を推理する楽しさが味わえる仕組み。
なお、『謎解きはディナーのあとで』は、第11回本格ミステリ大賞の候補作にも選ばれている(大賞決定は5月14日)。
■ソース:WEB本の雑誌 2011年4月12日19:30
http://www.webdoku.jp/newshz/ohmori/2011/04/12/193008.html
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