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◆KOSTI/KK5w @片山木φ ★:2010/08/05(木) 19:19:21 ID:???0
「10周年のころからステージが活動の中心になっているのは大きいです。ずっと作品が中心の感じがあったんですが、
今は五分五分。そこが違いますね」
ここ数年、目立って意欲的なライブ活動を続けているのが、昨日(12日)9枚目のオリジナルアルバム
「FUNKASTiC」を発売した
スガシカオだろう。
07年のデビュー10周年には、デビュー時からのライブテークだけ集めた「ALL LIVE BEST」を発売、
バラード一切なしという「FUNK FIRE」ツアーを敢行、翌08年は、ホール、ライブハウス、弾き語り、
3タイプのツアー。去年もライブハウスツアーを行い、初めてラッパーをフィーチャーしたシングル
「ハジマリの日feat.Mummy D」も発売した。
去年の12月には初めてロンドン公演を成功させた。新作アルバムはそんな活動の中で生まれた。
タイトルはロンドン公演を見ていた人が口にした「ファンタスティック」という言葉と“ファンク”が合体した。
「ロンドンはいろいろな収穫がありましたね。デビュー以来、日本語を日本語と感じさせないスピード感やグルーブ感を
持たせられればと思ってやってきましたから。ルーツが明確な音楽、感情がはっきりした音楽が伝わると確かめられました」
ロンドンのライブは初回盤のDVDに収められている。イギリス人教師が
スガシカオの音楽を教材に日本語を教えている
ロンドンの学校を訪ねる様もドキュメンタリーになっている。
スガシカオは97年にシングル「ヒットチャートをかけぬけろ」でデビュー。大学卒業後、広告関係のクリエーターをし、
音楽の夢断ちがたく30代でプロになるという遅咲きの登場だった。
「でも、今は無理でしょう。新しい才能が育ちづらい。おれみたいに金がなくて年でも音楽だけが好きというだけで
トップ10まではい上がってゆける状況はないですね」
今の音楽環境には危機感を感じているという。「このままじゃカバーとベストを作らない人は音楽を発表できなくなる
かもしれない。むしろ退化してるように思います」
身を削った創作と聴き手と一緒に燃焼するライブ。今の時代に確かなことはそれしかない。(音楽評論家・田家秀樹)
TITLE: 毎日jp(毎日新聞)
URL:
http://mainichi.jp/enta/music/interview/news/20100513dde012070098000c.html
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