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ひろし ★@\(^o^)/:2015/08/27(木) 21:06:58.32 ID:???*.net
dot. 8月27日(木)11時35分配信
東京五輪への道に、またもや障害が現れた。新国立競技場騒動に続いて、今度は大会エンブレムの盗用疑惑。
制作者の佐野研二郎氏(43)のイメージが悪化する一方で、デザイン業界からは擁護の声も上がる。
そもそも、五輪のエンブレムは盗用なのか。
佐野氏のデザインは「TOKYO」「TEAM」など「T」と、日の丸を連想する丸い円を組み合わせたものだ。
縦の黒いラインは、2020年に続く「道」を示し、「=(イコール)」をモチーフにしたパラリンピックのエンブレムと対になっている。
デザイン評論家の武蔵野美術大学・柏木博教授は、
「リエージュ劇場のロゴとは明らかに構成が違う。パラリンピックのロゴと対でもあり、盗用ではない」
と断言する。ロゴの下に添えられたアルファベットの書体も違うといい、
「シンプルなデザインは似ていると感じることはある。それを単純に盗用とすると、多くのデザインが該当してしまう。
構成、文字の形などのわずかな違いであっても、デザインの世界では、大きな違いです」(柏木教授)
大手広告会社のデザイナーも同調する。
「サントリーのケースは、クライアントへの提案時に、既存デザインをコピーして使っており手抜き」と指摘しつつも、
「企業の意向に沿った商品ではなく、五輪エンブレムは、まさに自分の『作品』。盗用はあり得ない」
盗用疑惑を払拭するカギと言えそうなのが、佐野氏自身の会見での、「(エンブレムは)商標をとる前の
段階で『もう少し、こうしたほうがいいのではないか』という声があり、何度かブラッシュアップした」という発言だ。
前出の柏木教授は、
「デザインコンペでは、最終決定後に微調整をすることは多々ある」
と言い、発表されたエンブレムには、審査委員や組織委員会の意向が反映されたとみられる。
つまり、発表されたデザインは、佐野氏だけの作業で完成していない=佐野氏の盗用にはならない、ということだ。
佐野氏が応募当初のデザインを公表すれば、疑惑氷解の一助となりそうだが、
「(ベルギー側の著作権は)一切侵していない」とする組織委員会と一枚岩である今、あえて類似性に触れる主張はしにくい状況だ。
では、リエージュ劇場とドビ氏が起こした訴訟の行方はどうなるのか。
著作権問題に詳しい福井健策弁護士は、ベルギー側の主張が認められるためには、
[1]元の作品が著作物である[2]類似性が高い[3]佐野氏が元の作品に依拠している、の3要件が必須とし、「今回は客観的には難しい」と分析する。
「リエージュ劇場のロゴは著作物と言えるかは微妙です。あまりシンプルなマークに独占権を与えてしまうと、円滑な社会運営に支障が出るからです。
類似性も低い。Tを元にしたようなシンプルなデザインの場合、ある程度、パターンが決まってしまうのは仕方がないことで、酷似していると言えるレベルでないと、
著作権侵害は認められにくい。そして、3点目については、真偽不明ですが、ベルギー側が佐野氏の盗用を証明しなければならない」
現段階では、「盗用ではない」とする佐野氏の主張に軍配が上がりそうだ。
とはいえ、
「万が一収まってもずっとパクリ呼ばわりされる」
ネット掲示板の声が象徴するように、すっかりネガティブなイメージがついてしまったエンブレム。“夢の五輪”まで、あと5年間を持ちこたえられるのかは未知数だ。
※週刊朝日 2015年9月4日号より抜粋
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150827-00000006-sasahi-soci
http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1440677218/
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