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◆TvN8RkVODg @ターンオーヴァーφ ★:2010/04/11(日) 02:30:30 ID:???0
小説「吉里吉里人」やNHKの連続人形劇「ひょっこりひょうたん島」の台本のほか、
戯曲やエッセーなど多彩な分野で活躍した作家の井上ひさし(いのうえ・ひさし、本名・●=ひさし)さんが
9日夜、死去した。75歳だった。
葬儀・告別式は近親者で行い、後日お別れの会を開く予定。
家族によると、昨年10月末に肺がんと診断され、11月から抗がん剤治療を受けていたという。
井上さんは昭和9年、山形県生まれ。上智大在学中から浅草のストリップ劇場「フランス座」文芸部に所属し、台本を書き始めた。
39年からは、5年間続いた「ひょっこりひょうたん島」の台本を童話、放送作家の山元護久とともに執筆、一躍人気を集めた。
44年、戯曲「日本人のへそ」を発表して演劇界デビュー。
47年に「道元の冒険」で岸田戯曲賞を受賞して、劇作家としての地位を確立した。
奇想と批判精神に満ちた喜劇や評伝劇などで劇場をわかせ、
59年には自身の戯曲のみを上演する劇団「こまつ座」の旗揚げ公演を行った。
小説家としても、47年に江戸戯作者群像を軽妙なタッチで描いた小説「手鎖心中」で直木賞を受賞。
絶妙な言葉遊び、ユーモアたっぷりの作風で多くの読者に支持され、エッセーの名手としても知られた。
自他ともに認める遅筆で、台本が間に合わず公演が延期となることなどから、「遅筆堂」と自称していた。
一方、戦争責任問題を創作のテーマに掲げ、東京裁判や原爆を主題にした作品も数多く発表。
平成15年から19年にかけて日本ペンクラブ会長を務め、
16年には護憲を訴える「九条の会」を作家の大江健三郎さんらとともに設立した。
戯曲「しみじみ日本・乃木大将」「小林一茶」で紀伊國屋演劇賞と読売文学賞(戯曲部門)、
「吉里吉里人」で日本SF大賞、読売文学賞(小説部門)。
小説「腹鼓記」「不忠臣蔵」で吉川英治文学賞、「東京セブンローズ」で菊池寛賞など受賞多数。
16年に文化功労者、21年に日本芸術院会員に選ばれた。
●=マダレに「夏」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100411-00000513-san-soci http://ca.c.yimg.jp/news/20100411021720/img.news.yahoo.co.jp/images/20100411/san/20100411-00000513-san-soci-view-000.jpg
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